自動車メーカー car producer 2004 1 13

 新聞によると、
トヨタ、ホンダ、日産などの自動車メーカーは、
「失われた10年」ではなくて、
「飛躍の10年」となったそうです。
 それは、国内販売が不振ならば、
自動車が売れる国に行って、そこで、商売したからでしょう。
 そこで、メガバンクの将来のことを考える必要があります。
大企業や新興企業は、間接金融よりも、直接金融を求めるでしょう。
株式市場で、資金を調達できれば、
わざわざ、銀行から、お金を借りなくても済みます。
直接金融ならば、担保も不要ですし、
お金を返済する必要はありません。
もちろん、配当金は必要でしょう。
 では、中小企業金融や、個人事業者に対する金融は、どうか。
しかし、この分野は、地域の金融機関の方が、有利でしょう。
 また、個人金融は、少子高齢化と人口減により、
市場規模が縮小していくと考えられます。
 そこで、助け船としてのアイディアが、今日の日経新聞にありますね。
第23面の「経済教室」では、こうあります。
「アジアでは、なお、間接金融の役割が大きく、
日本が得意なメーンバンク機能を生かす余地がある。」
「機関投資家が十分育成されていないアジアでは、
株式市場は、どうしても投機的になりがちだ。」
「多くのアジアの国の状況は、
日本の1960年代から1970年代に似ている。」
 いずれにせよ、日本の自動車メーカーが強いのは、
国内販売が不振ならば、
自動車が売れる国に行って、そこで、商売したからでしょう。








































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